理学療法士・作業療法士の支援とは
障害児施設に通所・入所する子どもは生まれつき障害や課題を持っている子がほとんどで、手先が不器用であったり日常の動作獲得が苦手だったり、他人とのコミュニケーションが苦手だったりします。
そこで、作業療法士は、その1人の課題を把握し、子どもたちがより安定して日常生活が送れるように『運動面』や『心理面』での能力改善を目指して訓練・サポートするという役割があります。
運動発達の過程をしっかり学べる点と言えます。発達に障がいがある子どもを診るにあたって、人が「座る・立つ・歩く」といった基本的な動作をどのように獲得していくのかを把握しておかなければなりません。そのため、基本知識としてしっかりとその部分を学ぶことができれば、中枢神経疾患やスポーツ分野の患者を診療する機会に出会った際にも役に立つ可能性があります。